レイクサイド マーダーケース

監督:青山真治
収録時間:118分
レンタル開始日:2005-07-29
レンタル日:20060506

ビフォー:役所広司がなぜかみたくなったのと、邦画を急にみたくなったのと、日本語字幕の無い作品をみたくなった結果、この作品を掘り起こしてみることになった。マーダーだもの。サスペンスでしょ。それもあって。前から気になってはいたんです。しかしパッケージ、グラフィックボード的な基盤持ってるようにしかみえない僕。

観たよ:中学受験を控えた3家族が名門私立中学に合格するためトヨエツ講師の教えのもと合宿を行い中、殺人事件発生。親子って何?子供って何?親って何?と全員で問いつつ子供の未来の為事件隠蔽を企てる。

原作の小説は読んでません。ので先入観とか特別なイメージはありませんで、特に引っかかる所も無く退屈せずにラストまで観れたかな。なんかタイトルから勝手になんとなく想像してたストーリーと全く違った。「ホワット・ライズ・ビニース」みたいなのかなと思ってた。まさか受験の話とは。
退屈しなかったのは、役所広司のいい意味での役者としての安心感、鶴見信吾のガッチリ脇固めぶり、そしてなんと言っても柄本明から始終大量に発散される狂気による部分が大きかったのかと。豊川悦司のキャスティングがどうなのかなーとは思いましたが。ただの講師で金も受け取って、最終的には感情をあらわにする役ですから、トヨエツのミステリアスさが邪魔になっとるなーと。
退屈しなかったからといって面白かったかというと、そうではないんですね。なんだろ、サスペンスとしてはそんなに飛び抜けたストーリーでは無いし、むしろヒューマンよりの展開だし、そのヒューマンな部分もお受験的なあまり想像できないところだからかな?
薬師丸ひろ子の口元がね、どーーーーも気になってw
ラストシーンは、まぁ、必要なんじゃないかなと思います。湖底でひっそり横たわって...とかのほうが個人的には好きですが。

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