マーダー・ライド・ショー2 デビルズ・リジェクト

これなかなかやで。ほんまに。1とセットでおすすめ決定。

前作を観てすぐって言っていいくらいのタイミングでこのパート2(だよな)を鑑賞したんだけども、まず驚かされたのがその作りの真面目さ。「真面目ななぁー」って思わず叫んだ。うそ。
前作は前作で物語の運びはしっかりしてたんだけど、なんというか良い方に転がった遊び要素があったんだなぁ。マーダーライドシーンで挿入される荒いごく短い画像とか、オープニングとかエンディングとか。
それが今回一切無い。と断言していいのか?いや、一切ない。
1作目がそこそこヒットしたからか?話題になったからなのか?理由は分からないが、ロブ・ゾンビっていう監督、今回真面目に本気出してきたよう。
ジャンルはさておき、こういう固い作りの作品を作ることができることにたいして「やるなー」って。


キャストはほぼ全部前作引継いでて、っていうかあの家族以外全員死ぬから家族のみなんだけどw、
さらにあの「the Down Of The Dead」の男闘呼組高橋こと、ケン・フォリーがチャーリー役で出てたり、「ビッグ・フィッシュ」の巨人カール役のマシュー・マッグローリーがタイニー役(これは前作から)出ていたり、なかなか見ごたえあり。


劇中「悪魔のいけにえ」へのオマージュ的なシーンがあったよ!観ればわかる。


で僕は何をいいたいのか。それはこの作品が被害者サイドと加害者サイドをうまく切り替えて進行して最後はやけっぱちで終わるってことさ!


各々の存在感がハンパない。。