ファーストフード・ネイション(Fast Food Nation)

wikipedia:ファーストフード・ネイション


ポール・トーマス・アンダーソンの「マグノリア」、ソダーバーグの「トラフィック」あたりからムーブメントが始まった(と僕は思っている)多角的展開群像劇な作品なんだけども
それぞれのエピソードが最終的に昇華していないのでなんとも中途半端に終わってしまって残念。
ドキュメントよりに淡々と描き続けるこの作品に何か劇的なドラマを求めるのは酷であるのだが。


精肉所の段階で肉に大腸菌が混ざってしまう原因を知ることが出来ただけでも収穫だ。


アメリカに違法滞在するメキシコ人として「そして、ひと粒の光」の主人公の女優が登場してた。眼光するどい…
キャストはけっこう豪華。


だから、"ファースト"じゃなくて"ファスト"と書けよと思うのは毎度のこと。