屋敷女(原題:A l'interieur/英題:Inside)

wikipedia:屋敷女
wikipedia:ベアトリス・ダル



顔が十分に怖いワタシは素顔で侵入しますの!
ハサミとかこれはマジで勘弁してほしいはなし。
観終わって、なんかこれ間違ってるぞ!と声を大にして言いたくなった。『悪魔のいけにえ』的金字塔作品を目指した結果の、ラストシーン含む演出なのか。否か。
やりすぎ、だ。
(僕はレンタル版を観たのでラストは自主規制の処理が入っていたけれども、それでもなお。)
妊婦にはみせてはいけない作品であることは間違いない。うん、精神的に絶対によろしくない。だし、もっと言うと、親にも子供にも見せられないよねこれは。かといって一部のスプラッタファンに向けたものかと言えばそうでもないような気がする。スプラッタファンというのは色々いるだろうけどああいうシーンを好むのはごくごく一部ではないかなぁ。


それまでの演出はまぁ、「痛い!」んだけれどもなんとか許容範囲で、フォーカスされない背景部で女がフワっと入ってくるとか映ってるようなシーンはかなり僕好みであったりしたんだけれども、
最後の階段のシーンに全てを壊された。
もったいない。


不快にさせる目的で作ったなら、十分目的は果たしている。
が、
間違っている。なーんか。


とかなんとか思っちゃうのはうちに最近2人目の子どもが生まれたからかしら。
怖すぎる女を演じるのはベアトリス・ダルさん。この人あの『ベティ・ブルー』の人ですぜ。口元が異様に怖いんだよな…

屋敷女 アンレイテッド版 [DVD]

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