隣の家の少女(The Girl Next Door)

wikipedia:隣の家の少女



オレ役にたたないけどいつも助けようとしているよ!
大人も子供もビールを飲みまくるはなし。
実話ベース。殺人博物館〜ガートルード・バニシェフスキー
まぁそらぁ可哀想なんだけど、描写が雑で単純。必要な部分を変にはしょっとる。
こんな事件、単純なハズないのよ。
何を伝えたいのか。「こんなことありましたよ」ってだけ?なにかに考慮するくらいなら作らなけりゃいいじゃないか。
よく考えずに言ってしまうけど、どうせ伝えるのであれば残酷さはとことん必要だろう。
この事件の場合、残酷さっていうのはひとつひとつの行為そのものではなく、その行為の繋がり、死ぬまで終わらないであろうその救いのない「時間」にあると僕は思う。
時間の描写がうまくない。だからあっさり死んでしまう。感情移入できないまま終わる。


エレン・ペイジ主演『アメリカン・クライム』のほうがその"時間経過"がうまくて可哀想度では上でした。話がかなりちがうんですが。
アメリカン・クライム [DVD]


母親役はどっちもナイス。でもみるからに恐ろしい顔のこの作品の母親(女優さんの名前がわからん)より、『』のキャサリン・キーナーのほうがどこにでもいる母ちゃんが狂ってるっていう顔面でそら恐ろしかったよう。

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