クライング・フィスト(CRYING FIST:주먹이 운다)
ボクシングに伏線は要らん!
訳ありおっさんと訳あり兄ちゃんが殴りあう(だけの)はなし。
話の構造上、ラストシーン一歩手前までは序盤で完全に予想つくんですね、で、それをラストのどのへんでひっくり返すというか予想外の展開にもっていってくれるか(だけ)を期待して観てたらエンドロールきてびっくらしましたよ。なんもないんだもの…
まぁ期待を裏切られる展開といえば展開ですけど、全く面白くはないですわね。
主人公二人それぞれのストーリーに要素ちりばめすぎて全部使い切れてないというか中途半端。5:5じゃなくてどっちか独りに偏らせて7:3くらいで描けばもうちょっとマシになったんじゃないかな。
チェ・ミンシク演じるテシクの息子の顔色が悪すぎて眠っているシーンが死体に見えました。
サンファン役のリュ・スンボムと監督リュ・スンワンは兄弟みたいです。